大気汚染物質(特にPM2.5について)

大気汚染物質とは?
大気には、通常でもガス状、粒子状の微量成分が含まれている。
この微量成分のなかで、人、動植物、生活環境にとって好ましくない影響を与えるものを大気汚染物質という。
人為的に出されるもの、自然に生成されるものがある
公害の原因となった経緯があり、日本では環境基本法や大気汚染防止法によって排出が規制されている。

大気汚染防止対策(日本)

 

対策

 工場などからの汚染物に対する対策

   排出基準を設定し、工場ごとに規制

 

 自動車に対する規制

   排出ガス性能の良い車について自動車税等が減税(H21年より)

   窒素酸化物、浮遊粒子状物質の排出量の少ない車の使用を義務付ける

   (大都市圏)

 

成果

 二酸化硫黄→環境基準達成率:おおよそ99.6%

 一酸化炭素→環境基準達成率:おおよそ100%

 二酸化窒素→環境基準達成率:おおよそ100%

 浮遊粒子状物質→環境基準達成率:約99%で改善傾向

 光化学オキシダント→環境基準達成状況は0% (広域な汚染傾向。悪化傾向)

 

PM2.5に含まれる硫酸イオン、塩化物イオンが変化すると硫酸や塩酸が発生する
PM2.5に含まれる硫酸イオン、塩化物イオンが変化すると硫酸や塩酸が発生する
体に入ったPM2.5は肺に沈着しやすい
体に入ったPM2.5は肺に沈着しやすい
PM2.5の健康被害
 
動物レベルでは健康障害が起こることが示されているが、ヒトに対する影響は研究中で未確定。しかし、おそらく健康に与える障害は大きいと考えられている。
可能性がある健康被害
 ①呼吸器系

  (特に慢性の呼吸器疾患の人は粒子が長く肺に留まるため、影響が大  

   きいと考えられている)

    喘息

    肺がん

    慢性呼吸不全の急性増悪

 ②心臓病(不整脈)
 ③アレルギー