胸の痛み(胸痛)

 

胸の痛みをおこす病気はたくさんありますが、一番大きな原因は筋肉や骨の痛みと言われています

 

胸には大事な臓器がありますが、

胸痛で最も重要なのは心臓や大動脈の痛みです。

 

 

前胸部やミゾオチの部分が急に痛くなった場合、重くなった場合には狭心症でないか、医療機関で調べる必要があります。時に歯や顎、肩に痛みが放散します。

 

しかし、痛い部分が限られていて指させるようなものであれば、心臓からくるものではなさそうです。

 

高血圧などの人が突然、引き裂かれるような胸の痛みを訴える場合には大動脈の壁が裂ける大動脈解離かもしれないので救急車を呼びましょう

 

 

肺そのものには痛みを感じ取る神経がないため、肺の病気が痛みの原因となる場合には肺がしぼんだり(気胸)、炎症が骨や筋肉に波及したり(胸膜炎)、が考えられます。

 

帯状疱疹(水疱瘡のウィルス)が原因となるものや、肋間神経痛なども比較的多く見られます

 

女性の方は、「乳がん」ではないかと気にするかたもいますが、「早期の乳がん」が痛みをおこすことは少ないので、「乳腺症」のことが多いようです。ただ、一度は検査をしておいた方が良いでしょう。

 

原因が多すぎて、うまく説明できませんが、

 突然の激しい痛み

 5分以上続く重い痛み(重たい物が乗っかかったような)

 息苦しさがある場合

 意識がボーッとした場合

 痛みが長く続く場合

などは医療機関を受診した方が良いと言えます